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顔を洗うときに皮膚を通して自分の存在を確認する《毎日のスキンケアは貴重な瞑想の時間》

2020 8/12

顔を洗うということは、ほかの誰でもない「私」と向かい合うことなのです。

私は、顔を洗うときには、皮膚を通して、自分の存在を確認しています。自分の中を確認する、しかも目をつむって自分を意識するといことは、ふだんの生活にはあまりありません。
いっぽうで、情報はテレビやラジオ、新聞、パソコンなど、外からどんどん入ってきます。その情報を自分にどうあてはめて、どう処理するか、ということを整理したり考えたりすることもできないままあふれてきます。
そんな中では、自分と対話することができないから、自分の来し方、行く末を考えたり、自分を育てるということが、どんどん足りなくなっています。
今、瞑想がブームになりつつあるのは、そんな状況をなんとかしたいという思いからだと思います。
たしかに、瞑想もそのための一つの方法ではありますが、顔を洗うということには、そこにさらに”感触”というものが加わります。
自分の指で、まぎれもない自分に触れる・・・それによって自分という存在を確認できるということが、洗顔の貴重なところです

皮膚を通して感じて、いつくしむ。

自分をいつくしみながら触っていると、人に癒してもらうのと同じような感覚が沸き上がってきます。そこから、自分が自分を愛する感覚につながっていくことができます。
今は、愛してほしい、愛してくれない、という人がとても多くなっていて、それが心の病や問題を引き起こしているように思います。
けれど、あなたを愛するのは、誰よりあなた自身なのです。

『顔を洗うこと 心を洗うこと』 今野華都子 著 より引用

目次

スキンケアによって素肌もココロも蘇る

自分自身を大切に、という言葉は聞き飽きるほど聞かされる世の中になりました。
でも果たしてそれを実行に移している人はどれくらいいるでしょうか?

忙しさに紛れて、自分自身を振り返る余裕もなく、ただ時間に追われ毎日が過ぎていく・・・。
そんな日々の積み重ねを送っている方が多いのではと思っています。
でもその慌ただしい生活の中でも自分を大切にする時間を簡単に作ることができるのです!
それがスキンケアの時間です!


瞑想が一種のブームになっています。
でも瞑想はなかなか難しく、毎日続けることのできる人はわずかしかいないのではないでしょうか?
瞑想が難しいのは時間を作ることができないことのほかに、集中することが難しいからでもあります。

スキンケアはその集中することの難しさも解決してくれます!
スキンケアをする時は、手で顔を触れるという触覚のはたらきもプラスされ、容易にその行為に集中することができます。


そうです、いろいろな意味でスキンケアの時間はヒーリングタイムにはもってこいの時間なのです。

せっかくの時間を無駄にしてしまってはもったいなすぎます。
せめてそのわずかなスキンケアの時間を最大限に活かしていただきたいと思っています。

(★たっぷりのオイルで顔をマッサージ。合わせて頭皮もマッサージする。)
ダマスクローズの香りに包まれながら無心になって泡を立てる。
たっぷりの泡をやさしく顔にのせ、心を込めて洗顔する。
そしてその後、手の感触、顔の素肌の感触を感じながら美容液とオイルでケアする。
(※時間のある時は★のオイルマッサージから始めることをオススメします!)

そのすべてのプロセスが、自分自身を慈しみ、本来の自分を取り戻すたいせつなヒーリングタイムになるのです。


毎日の洗顔がいかに貴重なヒーリングタイムかということを、この本を読んであらためて感じました。
たかが洗顔・・と雑にしてしまうのは、自分を雑に扱っているというしるし。
肌を優しく触りながらスキンケアに集中してみてください。

わざわざ瞑想の時間を作る必要はなく、毎日の日常の中に瞑想の時間がつくれます。
一日の疲れやストレスを洗い流すとともに、何よりも大切な自分自身と触れ合ってください(*˘︶˘*).。.:*♡

スキンケアによって素肌もココロも蘇るのはそのためなのです。

今野華都子先生の癒しの手

『顔を洗うこと 心を洗うこと』の著者 今野華都子先生にお会いしてきました!
本に書かれていることにすごく共感し、いつかお会いしたいなと思っていたのです(*^^*)

思ったとおり慈愛に満ちた素敵な方で、感動と学びのひと時でした。

フェイシャルコンテストで110か国の頂点に立たれたこともある今野先生の手で、頬に触れてもらったとき、あまりのやさしさに涙がでそうになりました。

羽のようなやさしいタッチ。
これまでも、こすらないようにやさしく触れるように意識していたけど、ぜんぜん違っていました。

先生の手が肌に触れると、細胞が喜ぶのがわかるのです!!
ふーっと心まで緩んでしまうような感覚。
何もつけていない先生の手で、写真のように顔の左半分をおでこから目のあたり、頬、フェイスラインにやさ~しく触れてもらうだけ。
なのに、左半分の肌が変わっていました。
毛穴がきゅっと締まってハリがでて、口角、頬の位置が上がりリフトアップしているんです。
触れてもらっただけなのに!!

参加者全員、みごとに半分だけ若返っていました笑

この先生の表情を見ていただくとおわかりいただけると思うのですが、肌に触れるとき、やさし~い気持ち、ありがたいな~という気持ち、可愛いな~という気持ち・・・そんな思いで触れてくださっているのです。
ただそれだけで、肌の細胞が喜び、変化したのです。

毎日、顔を洗うのは、本来の自分に戻るための禊(みそぎ)。
いやな気分のときも、腹が立った日も、悔しくて悲しくてつらいときも、顔を洗って光の自分に戻るのです。
自分が自分を愛おしみ、優しく、慈しむことで、清らかな自分に戻してあげる。

赤ちゃんは、ただ存在しているだけで周りを穏やかにし、やさしい気持ちにしてくれます。
私たちも本当は赤ちゃんと同じ、いるだけで愛される存在なのです。

ただ存在しているだけで、ありのままでいるだけで愛の光なのです。
顔を洗うという行為は、そのことを思い出させ、赤ちゃんのように清らかな自分に戻してあげること。

だから、赤ちゃんに触れるようにやさ~しく、可愛いな~、愛おしいな~という気持ちで自分を慈しみながら顔に触れてあげるのです。

毎日の洗顔の仕方ひとつでお肌が変わる。心が変わる。
そして、人生が変わります。

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(2018.10.6&12.11の記事をもとに加筆修正してアップしています)

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