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《紫外線対策》安心して使える日焼け止めとは?ー日焼け止めが素肌へ与えるダメージも考慮に入れて賢く選ぼう!ー

2020 7/25

肌を紫外線から守るために、日焼け止めを日常使いしている人も多いのではないでしょうか?
実は、多くの日焼け止めには、私たちの健康や自然環境に影響を与えると懸念されている成分が使用されています。

日焼け止めを使う?使わない?を3段階に分けて考えてみました。

天然成分だけで作られているmOrganicsなら、お肌を適度に紫外線から守りながら安心して日常使いできます。

※mOrganicsの紫外線対策についてお読みになりたい方は、目次の4番からどうぞ!

目次

メラニン色素はなぜつくられるのか?

まずは表皮の基底層にあるメラノサイトで作られるメラニン色素のお話です。

紫外線を多く浴びるとメラノサイトはいつもより多くメラニン色素を作りだします。
それは、肌の中に紫外線を入れないようガードするためです。

なぜなら、肌内部に紫外線が入ってしまうとDNAを傷つけたり、弾力繊維を切断してしまったりするからです。
その上、紫外線は大量の活性酸素を発生させます。
活性酸素はアンチエイジングの天敵ですからね笑。

メラノサイトがメラニン色素をたくさん作ると一時的に肌色が黒くなります。
でも、肌細胞は毎日誕生しますから、ターンオーバーによってまた元の肌色に戻ります。

これが自然に沿った肌サイクルです。

しかし、紫外線の害を減らしたいという願いと、黒くなりたくない!という欲望(笑)から「日焼け止め」というものが生まれました。
日焼け止めは、皮膚表面で紫外線をブロックすることによって、皮膚内部へ紫外線が侵入するのを防ぎます。
ですから、紫外線そのものによる肌への害、メラニン色素が作られることによって起こる肌の黒化、その両方を防ぐことが可能です。
しかし・・・、紫外線防止剤による肌への新たな害が発生することになりました。

選択肢その1 紫外線吸収剤

「紫外線吸収剤」は、皮膚の表面で紫外線を吸収し熱などのエネルギーに変化させて放出します。
化学反応を起こさせ、紫外線が皮膚内部に入り込むのを防ぎます。

とても効果的に紫外線を吸収することができ、ブロック作用としては優秀です。
使い勝手のよさから、大手化粧品メーカーのUVカット商品にはだいたい使われています。

花王のホームページでは、消費者が選びやすいように情報公開されていました。

紫外線吸収剤として使われている成分:
メトキシケイヒ酸オクチル
ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸オクチル
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル
t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
オクチルトリアゾン
パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル など

紫外線散乱剤として使われている成分:
酸化チタン
酸化亜鉛 など

など、と書かずすべて書いてほしかったですが・・・笑。
決して花王がわかりやすいから花王の製品から選んでみてね!ということではありません。
紫外線防止剤以外の成分もとても大切ですからね!よく成分を吟味してお選びください。

紫外線防止剤以外の成分も問題なのですが、紫外線吸収剤はそのものにも問題が指摘されています。

①紫外線を吸収したときに起こる化学反応により皮膚に刺激が起こること。
②吸収剤が体内に取り込まれ環境ホルモン作用をおこす可能性があること

昨年(2019年)には、アメリカFDAが警告を発しています。

アメリカFDA(米国食品医薬品局)も認定した「買ってはいけない日焼け止め成分」のワースト2は「オキシベンゾン-3」と「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」

MyNewsJapanより

そして美しいサンゴを守るために、2021年からハワイではオキシベンゾンとオクチノキサートを含む日焼け止めの販売が禁止となることが決まっています。

さてそれでもあなたは、使い勝手の良さから紫外線吸収剤を使った化粧品を選びますか?

選択肢その2 紫外線散乱剤

「紫外線散乱剤」は、言葉の通り紫外線を肌の表面で反射・散乱させることで紫外線を防ぎます。
吸収剤が化学的に防御しようとするのに対して、散乱剤は物理的なしくみによって紫外線を防ごうとするものですから、なんとなく原始的で笑、吸収剤よりは害はなさそうな気がしますよね?

確かにその面はあるようで、カラダに負荷が少ない紫外線対策として、自然派の化粧品では酸化チタンや酸化亜鉛などの紫外線散乱剤のみを使ったUVカット化粧品がオススメされています。

酸化亜鉛は、代表的な紫外線散乱剤である酸化チタンよりも屈折率が低いため、その点で紫外線散乱効果も酸化チタンほど高くはありませんが、同時に白浮きやきしみ感も酸化チタンほど顕著ではないことから、単体または酸化チタンやほかの紫外線吸収剤と併用して使用されています。

UVケア目的で配合される場合は、酸化亜鉛を微粒子化(ナノ化)することで透明性および使用感を高めた微粒子酸化亜鉛(ナノ化酸化亜鉛)も用いられます(∗1)。
∗1 酸化亜鉛を微粒子化することで、紫外線は遮断しますが可視光は透過するため透明性が高くなり、その結果として白浮きがなくなり、使用感が向上します。

酸化亜鉛は光触媒作用を有しており、光を受けると表面で強力な酸化力を発揮しますが(文献3:2012)、皮膚表面でその酸化力を発揮されると安全性を著しく損なうことから、必ず何らかの表面コーティング処理を行い、酸化力を抑制した上で化粧品に配合されます。

このような背景から、酸化亜鉛が配合されている場合は、一例として表面処理剤・分散剤として一緒に、シリカ、水酸化Al、ジメチコン、シクロペンタシロキサン、トリエトキシカプリリルシラン、ハイドロゲンジメチコン、イソステアリン酸などのいずれかまたは複数の成分が表示一覧の末尾に記載されます。

以上、化粧品成分オンラインより

ここにもあるようにデメリットとしては以下の事柄があげられます。

①塗ると白くなる
②伸びが悪く使用感がよくない
③紫外線散乱剤が紫外線を受けると、活性酸素を作り出す

2012年に色々調べて購入したUVカット製品がまさにこれで、塗ったところが真っ白になるから薄く伸ばそうと思って頑張るのだけれど、伸びない・・・。
やはりできるだけ害のないものを、と思うとこうなるのか・・・、と思ったものです苦笑。

その使用感が大幅に改良されたものが売られていますが、その改良は改良で様々な問題があると指摘されています。

1.まずナノ化です。

白浮きせず使用感アップのため、ナノ化された酸化亜鉛、酸化チタンが使われることが多くなっています。
ナノ化とは酸化亜鉛や酸化チタンの粒を小さくすることです。
ナノ化すると使い勝手も使用したときの見た目も別物の製品となります。

ナノ化によって酸化亜鉛や酸化チタンが、紫外線は通さないけれど可視光線は通す、という性質に変わるため、透明感がでてサラッとした使い勝手のよい製品になるわけです。

しかしナノ化により、

(1) 二酸化チタンや酸化亜鉛のナノ粒子が持つ有害性
(2) ナノ粒子が皮膚を浸透して使用者の体内に入り込む懸念
(3) ナノ粒子が使用後洗い流されて排水系から環境中に入り込むことの懸念
(4) ナノ粒子を扱う労働者の暴露の懸念

ナノの話より引用

が指摘されています。

皮膚に浸透するのかしないのか、紫外線を浴びて傷ついた皮膚は大丈夫なのか?、アトピー等で傷ついた皮膚はどうなのか?といったことに関して、大丈夫であるという意見と危険であるという意見が真っ向から対立しています。
またナノ粒子自体の人体への有害性はないのか?、ナノ粒子が環境中に入り込むことの危険性はないのか?、ということに関してもよくわかっていないのが現状です。

自然派化粧品では、ナノ化されたものはおすすめされていません。
ナノ化せず使用感をアップさせるためには、紫外線散乱剤をたくさん使えず、SPF値を高くするのは難しいようです。
しかしかなり使い勝手のよいものも出てきています。

2.次にコーティングです。

先程の化粧品成分オンラインからの引用文でわかるように、酸化チタンや酸化亜鉛は「光を受けると表面で強力な酸化力を発揮」してしまうため、表面をコーティング処理することが当たり前となっています。
自然派化粧品でもコーティング処理はされているようです。
『酸化』は怖いですからね・・・。

しかしコーティングはコーティング。

『これが吉と出るか、凶と出るか、組み合わせによっては肌荒れを引き起こすことになりますので、一応理解だけしておきましょう(SunScreenMedicより引用)』。


しかし、ノンナノ粒子はその表面積が小さいことによりナノ粒子ほどには酸化力を発揮しないことから、そのようなコーティングをしていない製品もあります。
抗酸化作用のある成分を同時に配合することによって害を打ち消している、そういった製品もありますから探してみるのもいいかもしれませんね。

3.最後に酸化チタンの問題です。

「酸化亜鉛は、代表的な紫外線散乱剤である酸化チタンよりも屈折率が低いため、その点で紫外線散乱効果も酸化チタンほど高くはありませんが、同時に白浮きやきしみ感も酸化チタンほど顕著ではないことから、単体または酸化チタンやほかの紫外線吸収剤と併用して使用されています(化粧品成分オンラインより)」。

とあるように、酸化亜鉛は単体で使われることは少なく、酸化チタンとのセットで使われることが多いです。
しかし酸化チタンには以下のような問題があるとの指摘もあります。

吸入による発がん性
反応性によるリスク
免疫毒性

です。
詳しくはこちらのページを読んでください。

選択肢その3 ヴィーガンコスメmOrganics

ようやくmOrganicsにたどり着きました笑。

普段の、まちなかでの紫外線対策には間違いなくmOrganicsをオススメします。
もちろん、海や山にレジャーに出かけるのなら、日焼け止めが必要かもしれません。
しかし日常の紫外線対策は、mOrganicsの美容液&美容オイルと物理的な紫外線対策(日傘等)で十分だと思っています。

mOrganicsの美容オイルには、紫外線防止効果が期待される『メドウフォーム油』が配合されています。
高い抗酸化力を持つコールドプレスのセサミオイルや美容液に含まれる20数種類にも及ぶ植物エキスの配合により、高い抗炎症作用、抗酸化力、美白の効果が期待できます。
ですから、日焼け対策にも日焼け後の対策にも超オススメなのです。

mOrganicsの成分の詳細に関してはこちらをお読みください

日本よりもずっと日差しの強いバリ&ドゥマゲッティ在住のMako(ラウレアグリーンズ代表)も、mOrganicsの美容液と美容オイルで肌を護っています。
もちろん、長袖を着る、帽子(または日傘)を被る、サングラスをする、首元にも布を巻く、等の対策は怠っていません。

直射日光をガンガン浴びる環境下では、紫外線に直接肌をさらさないよう気をつけることは必須です。

ただし、紫外線をカットするためにSPF値やPA値の高いものを使えば使うほど肌がダメージを受けるということ。
それをしっかり理解した上で、それとの天秤で紫外線対策として何を選ぶかは決めるべきだと思うのです。

毎日の紫外線対策に、SPF値やPA値の高いものを使う必要はありますか?

植物が持つ抗酸化力があなたの素肌を紫外線から護ってくれますから・・・。

紫外線防止効果が期待される『メドウフォーム油』について

北アメリカに自生する一年草の植物『メドウフォーム』からは、ほかの植物には含まれていないめずらしい成分が見つかり注目を集めています。

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メドウフォーム油ってあまり聞きなれないと思うのですが、実はとって美容効の高いオイルです。

・肌に薄い膜を作り出し水分を維持する働きがある
・エモリエント効果があり、しっとりと柔らかい肌を作る
・紫外線防止効果
・熱にも強い高い保湿性
・皮脂のバランスを整える

このような特徴があります。

紫外線防止効果があることでも知られている成分で、敏感肌用の日焼け止めにもよく使われています。
詳しくはこちらの記事をお読みください

紫外線対策におけるmOrganicsの効果的な使い方

肌には紫外線から自分自身を守る機能がもともと備わっています。

日頃から肌の機能を高めるスキンケアを続け、出かける前にはもう一度mOrganicsの美容液と美容オイルをたっぷり塗っておく。
そして紫外線を浴びてしまったときは、できるだけ早く(12時間以内)mOrganicsでしっかりケアする。

これが、私たちラウレアグリーンズがおすすめする紫外線対策です!

人体にも地球環境にも良くないとわかっている成分が配合されている日焼け止め・・・
できるだけ使わないで、お肌をそっと守りたいですよね。

①日頃から素肌ケアを丁寧にすること。
②外出時にはmOrganicsと帽子や日傘や洋服やサングラスで防御すること
③紫外線を浴びた後に肌本来の機能を高めるケアをできるだけ早くしてあげること

そしてもう一つオススメなのが、美容液をハーブウォーターや温泉水で薄めたものをスプレーボトルに入れて持ち歩くこと。
こまめにこれで全身水分補給をしてあげることによって、美容液に含まれる植物エキスのちからも補給されますよ。
※ただし、薄めたものはできるだけ早く使い切ってください。防腐作用も薄まっていますから気をつけてくださいね!

オススメしたい紫外線対策は、この3点に尽きます!!

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ラウレアのオススメする毎日の素肌ケアは『慈護』

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